ケアプランデータ連携システム

2023年08月01日 ケアプランデータ連携システム開始

弊社システムは、ケアプランデータ連携に対応しております。
公益社団法人 国民健康保険中央会のシステムベンダ試験も実施完了済みです。

◆ケアプランデータ連携システムとは?

居宅介護支援事業所と介護サービス事業所間で毎月やりとりされている利用票・提供票。
これまでFAXや郵送でやり取りを行い、受け取った利用票・提供票の転記作業が必要でした。

この介護現場での事務負担を国保中央会のシステム「ケアプランデータ連携システム」を介して軽減できるようになります。

(概略図:介護保険最新情報のVol.1109より引用)

・提供票の共有にかかる時間が従来の3分の1程度に
・転記誤りがなくなり、心理的負担が軽減される
などの効果が期待されています。
転記ミスがなくなると、返戻のリスクも大幅に軽減ができ、事務負担軽減や効率化に繋がります。

◆ケアプランデータ連携システム使用等について

「ケアプランデータ連携システム」を利用してケアプランデータを送受信する場合は、送る側と受ける側の双方がシステムを導入する必要があります。

ご利用いただくために必要な準備は以下になります。
 ①ケアプランデータ連携システムのWEBサイトより、利用申請をします。
 ②「ケアプランデータ連携クライアント」ソフトを国保中央会のWEBサイトよりダウンロードし
  介護事業所のパソコンにインストールをします。
 ③ケアプランデータを送信するためには、電子証明書が必要となります。

また、2023年度のICT導入支援事業においては「補助上限額の増減」と「補助割合(3/4)の一部拡充」のほか「ケアプランデータ連携システムの利用における拡充」も予定されています。

このようなシステム導入を後押しする支援が新たに設けられる点にも着目して、準備・導入を進めていくことが大切です。
◆ケアプランデータ連携システムのご利用料金について

厚生労働省は、居宅介護支援事業所と提供サービス事業所によるケアプランなどのやり取りをオンラインで効率化する「ケアプランデータ連携システム」について、事業所側の利用料金を公表しました。

・1事業所あたり年間2万1000円、月額換算で1,750円となります。